【レポート】まちのなかで自然とつながるセミナー 第2回

7月29日土曜日10時から、まちのなかで自然とつながるセミナー第2回を開催しました。
今回はとても盛りだくさんな内容で、多数のみなさんに集まっていただきました。

まずは、「身近な自然を楽しもう」というテーマのもとに、よもぎを使った草木染にチャレンジしましょう。
講師は育みの会の林先生と玉木先生です。
子どもさんに渡したハンカチ用の白い布を絞って、ひもでぐるぐる巻きにします。
はずすと、ひもで巻いたところが白いままで、面白い模様ができます。

  

布に名前をつけて、草木染をするために、セミナールームからどこでもファームに、全員移動します。

どこでもファームの一角にお湯をかけたコンロと水を張ったバケツを用意しています。
お湯の入った深鍋に、まずは大量のよもぎの葉を入れて、よもぎの色素を煮出します。
よもぎを入れると、よもぎ餅と同じような、美味しそうな匂いがあたり一面に広がります。思わず、おいしそう!と率直な声が聞こえてきました。
ハンカチ用の布はバケツに入れて、水にしっかり浸しておきます。

  

よもぎを煮出してる間に、今日の2つ目のミッション、「どこでもファームで菜園体験」です。
ミニトマト、ピーマン、シシトウ、ナスビ、オクラなど、5月に植えた苗たちが花をつけ、たくさん実っています。

  

野菜を自分の手でとったことって、あるかな?
ワクワクドキドキ、子ども達は興味深々です。
野菜がどんな風に生っているのかも観察します。
特に珍しいのがオクラかもしれませんね。

  

夢中になって野菜を収穫している間に、よもぎの草木染の用意ができたようです。
さあ、皆さん集って!林先生がよもぎを煮出した染液にの中に、発色と固着をうながすために塩化第一鉄を入れます。
適切な温度に調節してから、水につけてた布を全部入れて、30分くらいしっかり浸します。
しぶーいオシャレな色に染まりそうですね。

 

再びセミナー室に戻り、本日最後のミッション、「木をつかおう!ワークショップ」に取り組みます。
講師はNPO法人木育フォーラムの米地先生と辻先生です。
辻先生から、間伐材(山の手入れででた木)を使う貯金箱作りの説明を聞きます。
10個くらいの木の破片を組み合わせて、ロボット型の貯金箱を作ります。

  

  

木の皮を、いろんな形のパンチで切り抜き、組み立てた貯金箱に貼っていきます。
パンチで切り抜くのは固いけど、みんな一生懸命です。

材料の木の破片の数と種類は同じですが、子どもの個性と同じく、いろんな形の貯金箱が出来上がりました。
うさぎ型?ポニーテールの女の子型?こぶた型?
さまざまな貯金箱ができあがり、皆さん大満足でした。

 

最後に、さきほど染めたハンカチを持って帰ってもらいました。
家に帰ってから、水洗いをして干せば、草木染のハンカチが完成!
大事に使ってくださいね。

第3回は、11月25日(土)10時~12時
おおさかATCグリーンエコプラザ集合
  どこでもファームで体験しよう
    ・秋やさいの収穫
  森とつながるクラフト
    ・「どうぞのいす」つくり
申込受付中!

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2002年3月設立 理事長 井上健雄
産・官・学・民をつなぐ社会的協働体を形成する。
社会的課題解決を企てる協働体を創造する。
主な分野は名前の由来で説明する
"イー"は、エコロジーの"E"を指し、地球環境の生態系を守る。
"ビーイング"は、Well-beingの"B"を指し、誰も取り残さない社会を作る。
英語名は、E-being である。
特に最近では、SDGsについて総合的解決を目指している。

主な事業ー
1.産・官・学・民をつなぐ第三者評価事業 TPAC
2.都市緑化や生きがいを産む屋上菜園などのどこでもファーム事業
3.独自の視点で地域の活性化をはかる農商工連携事業
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