森まなび塾。「3月の連休は、吉野で森林ボランティア&森のめぐみ体験を!」

イー・ビーイングでは、「ドコモ市民活動団体への助成金」を受けて、「森まなび塾。」を実施しています。

2016年3月19日~20日、奈良県吉野町にて第1回を実施しました。
(プログラムなど詳細はこちら → ちらし(PDF)

当日の様子をご覧ください!

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1日目のスタートは手漉き和紙の里「国栖(くず)の里」へ。
古来からの伝統技法を守る福西和紙本舗へおじゃましました。

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さっそく手漉き体験!
文化庁 選定保存技術保持者のご主人、福西正行さんに手伝ってもらいます。
簡単そうに見えますが、ひとりではちっともうまくできません。

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木の葉や和紙、色水で思い思いの模様をつけます。
みんな真剣!
できあがるのが楽しみです。

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福西さんから、国栖の里の歴史や文化、和紙について教えていただきます。
最近は地球温暖化や害獣の影響で、原料を手に入れるのも難しいそう。

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草木染の和紙は、ためいきが出るような美しさ。
最近は海外からの視察や注文も絶えないそうです。
守っていきたい大切な文化ですね。

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続いて国栖の里が見渡せる高台へ。
連なる山々、清らかな川の流れ、肥沃な大地…
豊かな自然に支えられて文化が育まれていることがよく分かります。

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本日のお宿、太鼓判花夢花夢さんにて、こんにゃく作り体験。
ご主人の東利明さんより、こんにゃくの歴史や作り方を教わります。

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蒸してミキサーにかけたこんにゃく芋に灰汁を加えて、しっかり混ぜます。
手早く、まんべんなく混ぜるのがコツ。

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できたてを茹でてもらって、さっそくパクリ!
おいしくできたかな?
スーパーで売っているこんにゃくとは、味も食感も全然違います。

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夕食の後は、東さんによる吉野の歴史や森のめぐみと観光のお話。
情熱たっぷりのお話しに、時間を忘れて聞き入ってしまいました。

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吉野の朝は、澄み渡った空気を切り裂く蔵王堂の鐘の音で始まります。
宿泊者のみ参拝できる、朝の勤行。

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吉野中央森林組合 専務理事の坂本良平さんによる、吉野林業のお話し。
吉野杉はたくさん植えて(密植)たくさん間伐することで(多間伐)、まっすぐで目の詰まった良い木材になるそうです。

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坂本さんと森林組合の皆さんのご指導のもと、杉と檜の間伐体験。
40年生ほどの木を、のこぎりで切り倒します。
何本間伐できるかな?

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森の中はひんやり、いい香りでいい気持ち。
急斜面を滑り落ちないように、慎重に下りていきます。

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吉野では切った木を斜面の上側に倒すので、まずは木をひっぱるためのロープかけ。
ゆるめに結んだロープを振って、できるだけ上の方に…
あれ?上がらない…落ちてきちゃった!難しい!!

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いよいよ切り倒します。
倒す側に受け口を作って、反対側からひたすら切り進めます。
細いように見えても、なかなか切れません。

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ついに倒れました!
切り口からはすがすがしい香りが立ちのぼります。
このあと、チェーンソーで豪快に切り倒す実演も見せていただきました。

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汗をかいた後は、見晴らしの良い高台でお弁当。
花夢花夢さん自慢のセラピー弁当は、吉野のごちそうがぎっしり。

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吉野の木材で建てたモデルハウス「吉野サロン」へ。
いろいろな種類の木が使われていて、築5年ですが、まだ良い香りでいっぱいです。

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吉野サロンのオーナー、阪口製材所の阪口浩司社長。
吉野の木材を使った家を広めるために、設計者、施工者、専門業者をコーディネートしていらっしゃいます。

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木の香りとぬくもりあふれる住まいは、帰りたくなくなる心地よさ。
将来はこんな家を建てたいなあ!

最後は花夢花夢さんのお風呂で汗を流して、楽しかったセミナーは終了。
盛りだくさんで大満足の2日間でした。

第2回「森まなび塾。」は7月に行います。
ぜひお越しください!

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団体概要ー
2002年3月設立 理事長 井上健雄
産・官・学・民をつなぐ社会的協働体を形成する。
社会的課題解決を企てる協働体を創造する。
主な分野は名前の由来で説明する
"イー"は、エコロジーの"E"を指し、地球環境の生態系を守る。
"ビーイング"は、Well-beingの"B"を指し、誰も取り残さない社会を作る。
英語名は、E-being である。
特に最近では、SDGsについて総合的解決を目指している。

主な事業ー
1.産・官・学・民をつなぐ第三者評価事業 TPAC
2.都市緑化や生きがいを産む屋上菜園などのどこでもファーム事業
3.独自の視点で地域の活性化をはかる農商工連携事業
4.SDGs経営コンサルティング事業
5.行政、大学等との連携による学習事業

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