科学発達の光と生態系崩壊の影 【4月】

2024/4/22(月)

私たちは科学の発達の恩恵でいい生き方ができている。それにより、、、、

『何を言っているのだ!原爆を生み出し広島・長崎の悲惨さを齎したんじゃないか!またロシアのウクライナ侵攻のミサイルや爆撃機が多数の市民を殺戮しているのも科学じゃないか!—-』

いやおっしゃる通りですが、もう少し、、、、

『うるさい!おまえの言うことなど—-』

待ってください!少しだけ、、、、

『よっしゃ聞いちゃる。なまじなこと言うと怒るぞ!』

分かりました。始めます。

今、地域によりますが、草原や山裾にうさぎさんやきつねさんが棲んでいますよね。

『こら何が、うさぎやきつねの話なんか聞いてねえぞ、、、』

  待ってくださいよ。これからなんですから。うさぎさんたちがどんどん増えて栄えている所はございますか?

『そんなこと知るか!』

  もう一つ、きつねさんが増えて困っているという話はありますか?

『ごちゃごちゃ言うな。何が言いたいんやエエ、、、』

  ありがとうございます。本題に入りましょう。

うさぎさんが繁殖するためには、草原を増やし、草を早く成長させたら餌が増えて、うさぎさんの経済は繁栄するでしょう。また、きつねさんが繁殖するためには、うさぎさんの数を増やせたら、きつねさんの経済は発展するでしょう。

つまり〇〇をしたら、、、の〇〇が が、うさぎさん、きつねさんにその能力が欠けているために繁栄できないのです。つまり、経済、種の繁栄のためには、まず食糧を確保できれば繁栄できるのです。

『そらぁ腹が減っては戦ができんからなぁ』

  そうなんです。私たち人間は、新しい材料やエネルギーを発見したから、食糧も増え繁栄できたのです。しかしこの材料やエネルギーは、量に限りがある。使えば使うほど少なくなります。石油でも鉄鋼でもレアメタルでも、、、こうした中で人は、知識という資源を発見したのです。知識は増え続ける資源なので、使えば使うほど増えるのです。しかしこの知識は、キリスト教やイスラム教、仏教等々の聖典の中や、昔々からの伝承の中にあったものだったのです。そこで人は人間として最高の発見ともいうべき「無知」を発見したのです。

『なんで無知が発見やねん。—-ブツブツ』

  知らないから知ろうとして、石油だって探査技術の発見や掘削技術の進歩から新しい石油を発見したり、新しいエネルギーとして太陽光の利用の太陽光発電や、風を利用した風力発電等を発見し、エネルギー革命を起こし持続的な一歩を歩みだしたのです。人間の科学技術の知識が、今の豊かな知識を築きあげる大きな貢献を果たしたのです。

『なんや!科学技術礼讃かいな—-』

  いいえ、それだけではありません。勿論、再生エネルギーの活用やコンピューターなど、このベースとなるナノテクノロジーや遺伝子工学、AIなどを知ろうとする大革命の結果、今の繁栄があるのです。しかし、人間社会に富を齎した知識が、一方で地球の生態環境を悪化させ、生態環境の崩壊さえ語られるのが現在なんです。

『そうや!おまえ!俺の言うことが分かってるやないか。そうやこれからどうするだ?』

  嬉しいです。やっと意見があってきましたね。私たち人間の生活は豊かになったのですが、他の動物さんや植物さんの植生などは悪化してきて、限界に近づいてきているのかもしれません!

『そうや!初めからそう言えや、俺も応援しちゃるから』

  ありがとうございます。私の今回、申し上げたいキーワードです。地球生命のすべてを守るOne Healthを強調したいのです。

  ワンヘルスとは、

                 地球の健康 (温暖化は一つの病状として回復に取り組むこと)

    (生態系)

 

                 人の健康  (人としての尊厳が守られて自由に発言し行動できる。

そうして肉体的、精神的健康を守ること)

 

                 動物さんたちの健康  (健康でルーチンな行動ができる等の環境を創り、

人間と共存する命として扱う)

 

  この三つの健康はすべて絡み合っており一つだけの健康ということはあり得ません。

  こうしたことを次から各論として展開したいのです。

『おう、ワンヘルスいいやないけ。それなら聞いちゃる。ちょっと次の予告でもしてみろ。』

  ありがとうございます。

  次はまず哺乳動物のサルやブタさんから、チスイコウモリさんとクジラさんについて

語ってみたいです。

『あぁ、聞かなよかったな。サルやブタさん、、、あぁ分からん。しっかりした話でないと怒るぞ!』

  分かりました。心して臨みます。5月の挨拶をお楽しみに、、、、

理事長 井上健雄

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団体概要ー
2002年3月設立 理事長 井上健雄
産・官・学・民をつなぐ社会的協働体を形成する。
社会的課題解決を企てる協働体を創造する。
主な分野は名前の由来で説明する
"イー"は、エコロジーの"E"を指し、地球環境の生態系を守る。
"ビーイング"は、Well-beingの"B"を指し、誰も取り残さない社会を作る。
英語名は、E-being である。
特に最近では、SDGsについて総合的解決を目指している。

主な事業ー
1.産・官・学・民をつなぐ第三者評価事業 TPAC
2.都市緑化や生きがいを産む屋上菜園などのどこでもファーム事業
3.独自の視点で地域の活性化をはかる農商工連携事業
4.SDGs経営コンサルティング事業
5.行政、大学等との連携による学習事業

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