三鏡【7月】

2017/7/18(火)

 「貞観政要」というものがある。
 唐の2代皇帝太宗・李世民の言行録で、為政者のバイブルとも言われるものです。
 そこで語られる三鏡について述べてみたい。

 一、自分の姿、形を整える姿見があります。
 二、未来、将来を考える鏡として歴史があります。
 三、組織のリーダーが組織をしっかり運営する為に、人という鏡があります。

 一番目の鏡なら、朝起きてから何度も見ていますね。
 しかし服装などは本来でなく、自分の目が静かに澄んで強さを持っているかを確認すべきでしょう。
 二番目の鏡は、時代も、人も、場所も、気候さえ変わる歴史を鏡にするには、万古の書物の渉猟と自分の現在の状況をよく把握した上で、深い哲理による洞察が必要です。
 三番目も、人の意見を聴くということは簡単なようで難しい。
 だから「相手という人」を考えずに、自らが相手の人に誠実であるかを問い質すことです。
 そして考えるべきはその人の「言」であって、力量ではありません。
 ほんの少しでも良いリーダーの為に三鏡をしっかり学びたいものです。

理事長  井上 健雄

特定非営利活動法人 イー・ビーイング
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団体概要ー
2002年3月設立 理事長 井上健雄
産・官・学・民をつなぐ社会的協働体を形成する。
社会的課題解決を企てる協働体を創造する。
主な分野は名前の由来で説明する
"イー"は、エコロジーの"E"を指し、地球環境の生態系を守る。
"ビーイング"は、Well-beingの"B"を指し、誰も取り残さない社会を作る。
英語名は、E-being である。
特に最近では、SDGsについて総合的解決を目指している。

主な事業ー
1.産・官・学・民をつなぐ第三者評価事業 TPAC
2.都市緑化や生きがいを産む屋上菜園などのどこでもファーム事業
3.独自の視点で地域の活性化をはかる農商工連携事業
4.SDGs経営コンサルティング事業
5.行政、大学等との連携による学習事業

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