2007年3月の言葉


 朗報(U) 

     ※フィランスロピー研究所の「朗報(T)」は、
       この前編です。
 人間のDNAは、糖とリン酸との構造物で二本の長い鎖のようなものです。
 この鎖は、A(アデニン)T(チミン)C(シトシン)G(グアニン)という四つの塩基文字で書かれています。一つのDNAに30億の情報が詰まっていると言われています。

 この60兆倍が私たちの身体です。おいおい、俺に、私にそんな情報なんか詰まってませんよ、と言っても入っているんです。

 このDNAには、私たちの身体を構成するタンパク質をつくる設計図が入っています。それも30億文字で書かれています。
 だけどその中でタンパク質作りをしているのは3万2千個位で、あとは眠っているらしいのです。普通人間の遺伝情報のうち、タンパク質生成のために使用されているのは3%位で、あとの97%はガラクタなのか、眠っているのか分からないとされています。

 だから私は97%の眠りをほんのほんの少し起こすか、3%をもっとうまく動かせば、凄いじゃないですかと申し上げているのです。
 もう一段、上をゆくとするとこの全機している人たちと協働をすると、もっと凄いパフォーマンスになるのかなと思っています。愉快じゃないですか。
 これって飛躍的な成長になりませんか。異次元ジャンプにも等しいものを狙っています。

 この話、バカにポジティブなのか、Something Holyなのか分かりませんが、私は自分の身体をいとい、慈しみ、リスペクトすれば、自分の力は全機化するだろうと考えるのです。
 その全機の集まりが我が集団なら無敵ですよ。
 元気でました?朗報にしてください!
2007年 3月1日
NPO法人 イー・ビーイング
理事長 井上健雄