2005年6月の言葉

 近況そして仕事 

 この頃、いやず〜とですかね。

 毎月の挨拶が滞(とどこお)り申し訳ありません。実は柄にもなくこの春(4月)から大学で教鞭を取っており、時間を取られいろいろ不義理をしております。


 ちょっと報告させて戴きますと、大阪産業大学の大学院で、環境産業特論CSR経営特論を担当しております。この二つの概略は、それぞれの特論をクリックして戴くとカリキュラムが出てきます。知りたいとか調査などでご入用のカリキュラムがあれば、当社の八木(yagi@e-being.jp)までご連絡ください。


 当社の主たるコンサル内容を教えているわけですが、二千五百分近くを教えるとなるとなかなか大変です。と言いながら、復習や新しい情報の追加収集をかねて楽しんでおります。

 この中に企業の第一線で活躍されている方々の“時代の先端をゆくプロフェショナル報告”というカリキュラムを入れています。わが会員の皆様にも特別講師をお願いするかも知れません。その節はご協力を切にお願い致します。

 その他、忙しさと言えば、この度ささやかですが事務所を拡張(6月初め)致しました。最近お見えになってない方は、ぜひ一度遊びにいらしてください。ちょっと広さに余裕ができましたので、エスプレッソなどで歓談させてください。お待ち致しております。

 今回は、新しい仕事の近況もお伝えしておこうと思います。いよいよ大阪産業大学様と自己宣言型EMSの構築に入りました。従来のEMSは、壮大なシステム(上)を前提に組み立てていくものであるのに対し、これは下からその組織が一番重要とするものから、環境対策から構築しパフォーマンスをあげていくものです。

 自己宣言型EMSのもう一つの特徴は、その施策とパフォーマンスを第三者の目で客観的評価することです。自己宣言を、第三者評価委員会でその客観性と信頼を高めるこの方式は、EMSの新しいディファクトスタンダードとなるものと確信致しております。

 これは大手のビッグビジネスにとって関連会社や子会社、中小のお取引先様に対するEMS構築支援のビジネスモデルにもなるものです。今、有力企業にも提案を試みております。ご関心の向きは当社のCSRチーフコンサルタントの菅原(sugahara@e-being.jp)までご連絡ください。

 もう一つは、土壌の第三者評価委員会を創設し、土壌の安全性(住居地、公園、商業地…等)を調査会社の提出資料の分析評価や聞き取りによる調査方法、数値の求め方などその正当性を評価します。またITを効果的に使い、厳密性や速答性などを実現します。

 土壌第三者評価委員会の委員長、委員には斯界の権威や環境問題の権威、そして土地浄化プロフェショナルの技術士の方などに就任戴く予定です。近々お披露目の行事を予定しています。

 今、日本で土地流通の滞りは、先程の大阪OAPの土地問題などの不安から日本経済の大きな問題となっています。つまり、土地調査による厳密な安全性のチェックや正確な土地浄化の実態評価により、土地流通を促進するものとなります。

 そんなこんなで熱く頑張っています。熱さましに、アドバイスに、ぜひお寄りください。皆様のおいでを恋人を待つ青年のように小さな(?)胸をふくらませています。♪♪♪

NPO法人 イー・ビーイング
理事長 井上健雄