2017重点課題 ~食料、AI、クリエーション~【1月】
2017/1/11(水)
大異変でも起きなければ、2017年、私の読みはこうである。
国内経済 GDP成長率 0.5~1%伸び
為替 1$→115円
株価 20,000円(高値)
冒頭のエクスキューズをつければ、何も「読み」じゃないじゃないか!とお??りを受けそうですが、平常ならこういうことですという主張です。
つまんない……とお考えでしょう。
が、どの位が標準レベルかと掴んでいれば、修正も対応も出来ます。
読みなしの臨機応変は、単なるうろつきの彷徨にしかなりません。
社会的雰囲気として、どんどん荒(すさ)み、格差が広がっています。
しかしまだ、リカバリー・ショットが打てる時代です。
つまり、今生きる人の、また企業の志が、問われています。
私たちにとって、今年度を含めこれから重要と考える三つを紹介します。
食料、AI、仕事のクリエーションです。
食料は、地球環境の温暖化に伴なうどか雨、干天、異常気象…等々、自然に寄り添う農業の不確定要素が増えています。
そこで、ハウス栽培や完全閉鎖型植物工場の取り組みも必要となります。
勿論、自然に寄り添う農業も一工夫、二工夫して臨まなければなりません。
AIは、まずホワイトカラーのパフォーマンス向上の鍵となります。
その為にはオフィスすべての仕事をタテ、ヨコ、ナナメから、分析し統合し、仕事のトータルパフォーマンスを上げるAIデザインが必要です。
AIのシンギュラリティーは、もう到来しているのです。
最後に、どんなに頑張ろうとも、今までにない取り組みなしに将来の展望は開けません。
そこで、クリエーションです。
大構想から小工夫までいろいろありますが、チームとしてクリエーションを積み上げれば、画期的なソリューションがやってくることは確かです。
灰色予測を持ちながら、ポジティブに前進する。
これが粋というものです。
今年度、この三つのキーワードをベースに知的に励み、新しい展望を創りあげましょう。
理事長 井上 健雄