スキルそして異次元ジャンプ【7月】

2020/7/7(火)

前月は現代社会で多く求められている話す力(コミュニケーションスキル)について述べた。

話す力(コミュニケーション能力)はいろいろな方面から重要視されている。

経団連の新卒採用にあたって特に重視するポイントとして、コミュニケーション能力が、10年以上連続してトップにある。

嘗ての学校内において、成績トップや運動№1が尊敬を集めていた。現在はコミュニケーション能力の高い人に人気がある。

スキルというものは磨けば磨くほど洗練される。

誰もがほぼ一線でスタートできるのがスキルである。ボクシングなら拳にグローブをつけ、相手の上半身と側面のみを攻撃するものであり、ジャブ、ストレート、フック、アッパーの打ち方、避け方、そして守る時のステップ、フェイント、クリンチなどのディフェンス力等々がある。

野球も、投手ならストレート、フォーク、スプリット等々コントロール力、打者なら内角、外角、高低への対処力等々である。

一世を風靡したスキルの古典的漫画として「あしたのジョー」や「巨人の星」がある。

これらの主人公は、スキルを磨いた人である。ボクシングの矢吹 丈、野球の星 飛雄馬だ。

一方で彼らのライバルの力石 徹は天才+@であったし、花形 満も天才でありセンスに恵まれ、IQや家格まで秀れていた。

これらの漫画は、スキルの矢吹 丈、星 飛雄馬と天才の力石 徹、花形 満との闘いの物語である。

スキルの努力家が天才に勝つという、だれもが納得するストーリーである。

うさぎと亀の競争と同じで、うさぎが勝てば物語にならない。

ここでスキルの重要性を述べてきたが、コロナウィルスを機に社会は大きく変わろうとしている。

今まで同質競争している時であれば、スキルの優れたところが勝ちを納めた。

しかし、現代社会のように変革期にあるときは、このスキルだけでは闘えない領域が、圧倒的に増えてきている。

スキルだけでは、越せない新しい世界がある。

それに立ち向かうには、独創的な創造力・新技術等が求められる。

私たちの生きている世界は「破壊の時代」であり、今の体勢を壊し新しいものを構築するカンパニー・トランスフォーメーション(CX)が求められているのである。

危険も一杯ですが、チャンスの時代でもある。

自己を全機させて挑戦し、協働し、夢を実現させようではありませんか!

理事長 井上健雄

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団体概要ー
2002年3月設立 理事長 井上健雄
産・官・学・民をつなぐ社会的協働体を形成する。
社会的課題解決を企てる協働体を創造する。
主な分野は名前の由来で説明する
"イー"は、エコロジーの"E"を指し、地球環境の生態系を守る。
"ビーイング"は、Well-beingの"B"を指し、誰も取り残さない社会を作る。
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