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素晴らしき人々と挑む |
眠る山も今、笑う山へと変わりつつある。
季節は春へ。
07年度は、困難な船出から身を引き締め、(その割に腹は?とかの声)10カ月を夢中で駆けてまいりました。
もう2カ月しかありません。頭脳全開で頑張らなきゃと思っています。
そんなで忙がしげにやってますが、最近ちょっと会いたい人ができたんです。
ナタリー・ロシナさん。[インターネットで拝見しました]
モスクワ生まれのニュージーランド国籍。長崎県庁や浜松の材木会社に勤めたりして、起業。現在札幌在住。
活動分野は、自然食品の小売・卸・通販や講演、取材など多種多様。
この人が、日本人採用についてのコメントしていました。
面白い。と言うより、あぁここまで来ているのか日本人と思いました。
ロシナ:あなた家で叱られたことありますか?
応募者:ありません。(殆どの人が)
(ロシナ:会社で叱ると反作用も恐ろしくてなかなか採用に至りません…)
ロシナ:何か質問ありますか?
応募者:失業保険ありますか?
(ロシナ:この会社はどこまで成長しますか?とか訊いてほしいのに…)
たった二つの質問がこのあり様では、と慨嘆されたものであります。
彼女の親御さんは、子供をキチッと躾し、叱ったりそれなりの苦労を負わせるようにしていたと述懐されていました。
遊園地は、オペラや美術館に行ったご褒美とする等、しっかりとコントロールされていたのです。
私たちは、こうした日本の惨状を単に嘆くより、積極的に改善の手を打たなければなりません。
座学だけでやるより、体験学習などもいいでしょう。それもエコロジーや自然観察がいい。
また学生や社会人の枠を取り外し、壁のない編成も面白い。
そんなこんなと考えていたら、金田さんという素晴らしい人にお目にかかりました。
大手証券会社のCSR専任責任者。
彼の発想のひとつに『地域サステナビリティカレッジ』があったなぁ…
と思いを馳せると、私にもポジティブで、知的で、グローバル思考の上、教育ソリューションに取り組んでいる友人がいたのです。(まだ友人化の途中なんですが、ポジティブに友人と言う向こう見ずな私です)
レーナ・リンダルさん。持続可能なスウェーデン協会の日本代表です。環境教育にとても熱心で「一緒にやろう!」ということになっています。
全く見ず知らずのロシナさん(今年中にはお会いして、友達のスタンスを確立しようと思ってます)に触れていく中に、金田さんやレーナ・リンダルさんに思い至り、この平成20年はこうした人たちと(日本の)人おこしをしたいものと考えています。
2月の挨拶もまた独断的に表現しましたが、社会やみんなの仕合せの為に大目に見てやってください。
さぁ、あと2カ月もあるぞ。頑張るぞ!
理事長 井上 健雄 |
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