NPO法人イー・ビーイング
NPO法人イー・ビーイング セミナー・研究会
【会員限定】エコロジー研究会
森林循環で日本再興

新年明けましておめでとうございます

 2012年が始まります。
 新年度初のエコロジー研究会です。
 当研究会顧問の郡嶌孝様のご登壇です。今回、インターフェイスフロア創業者・会長レイ・C・アンダーソン氏(2011年8月15日逝去)を偲び、彼の業績・思想について言及いただきます。話題にあふれるデザイン、長期使用に耐える製品、自然循環システムに考慮するなど、タイルカーペットを通じて持続可能なビジネスモデルを創造した人です。
 凄くワクワクします。私たちのビジネス・生き方にとっても示唆されることが大変多いでしょう。

 ロバート・A・マクドナルドは、こう言っている。
 現在の情勢はVUCAだ。

volatile uncertain complex ambiguous

 2012年、年明けに展望してみても、ギリシアに端を発するユーロ危機、米の財政赤字問題、日本の過大な借金体質、それに追い打ちをかける東日本大震災に伴う復興財源、消費税率UP、中国・インド経済の成長率鈍化傾向、政治・防衛に関わる北朝鮮問題、中国軍事力の増強、ロシアの帝国行動の拡大等々…世界、日本の各種の問題の解決の糸口はなかなか見えてきません。
 というより、一層混迷の度を高めていくでしょう。

 こうした状況で最も重要なことは、今している足元の仕事をしっかりやることである。
 この「しっかり」がポイントである。同じことをやっていて「しっかり」はなかなか通用しないものである。
 社会が変わる、人々が変わる、環境が変わる…のだから、提供する商品・サービス・仕組みも変わらねばならない。
 この変化を、ビール業界二大ブランドのキリンとアサヒのほんの20〜30年のタイムスパンから見てみよう。

キリンとアサヒのシェアの推移

 1980年、シェア60%を超える大巨人だったキリンと、シェア10%だったアサヒが今、2006年40%弱のシェアを持ち拮抗している。つまりアサヒは30%ほどシェアを高め、キリンは20%シェアを落としたのである。
 この現象は、ブランド力だけでは説明できない。
 ここに「レレバンス」という概念が登場するものである。
 今回はレレバンスについてご紹介を考えている。

日 時 2012年1月20日(金) 14:30〜17:00(14:15より受付開始)
会 場 多目的スペース
(ATCビルITM棟11F おおさかATCグリーンエコプラザ内)
受講料 費用は年会費で充当致します。会員企業はお二人まで無料招待させて戴きます。お誘い併せてお越しください。ゲストスピーカー、招待者の方々は、人格の香りと最新の情報が参加費となります。
申 込 お名前、会社名、部署・役職、ご連絡先、懇親会への参加の有無を明記の上、メール(yagi@e-being.jp)又はFAX(06-6614-1801)にて
主 催 有限会社フィランスロピー研究所
エコロジー研究会
備 考 セミナー終了後に「年初め もりもり元気会食・懇談会」を開催致します。お時間の許す限りご参加ください。
当セミナーは原則として会員限定です。
PDFのちらしはこちら → PDF
プログラム
14:15-14:30 受付
1.14:30-15:45 
「持続性経営とは何か?−レイ・アンダーソンを追悼して」
同志社大学 経済学部 教授
郡嶌 孝 氏
2.15:45-16:15 
「レレバンスが勝負を分ける」
エコロジー研究会 会長
井上 健雄
3.16:15-17:00 
会員最新情報
(例)吉野町山循環の取り組み、町おこしについて
吉野中央森林組合 専務理事 坂本 良平 氏 他
(第二部)17:15-18:30 年初め もりもり元気会食・懇談会
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