Land-Eco土壌第三者評価委員会 3周年記念シンポジウム
土壌汚染リスクとその管理
−第三者評価で安全・安心の土地利用−
土壌汚染対策法が施行されてから5年が経過し、土地の取引や改変に際して、土壌調査や浄化対策が広く実施されるようになりました。しかし(社)土壌環境センターの会員企業に対する調査によると、H18年度に行われた土壌調査6,332件のうち89%が自主調査と、対象範囲の不十分さが問題となっています。環境省でも「土壌環境施策に関するあり方懇談会」が設置され、法の改正による対象範囲の拡大はほぼ確実となりました。
一方、現在実施されている浄化対策は、汚染の程度に関わらず掘削除去がほとんどです。掘削除去は確実に汚染を除去できる反面、高コスト、搬出先での環境汚染、処分場不足、搬出土壌の不適切な処理等の問題点があります。特に地価に見合わないコストによるブラウンフィールド問題は、今後日本でも顕在化してくると考えられます。
当シンポジウムでは、土壌汚染に関するリスクについて、企業リスク、法的リスク、健康リスク、環境リスク等の様々な観点からとらえ、それらのリスクの評価と管理、またリスク評価にもとづいた土壌汚染の管理について、考えます。
一方、現在実施されている浄化対策は、汚染の程度に関わらず掘削除去がほとんどです。掘削除去は確実に汚染を除去できる反面、高コスト、搬出先での環境汚染、処分場不足、搬出土壌の不適切な処理等の問題点があります。特に地価に見合わないコストによるブラウンフィールド問題は、今後日本でも顕在化してくると考えられます。
当シンポジウムでは、土壌汚染に関するリスクについて、企業リスク、法的リスク、健康リスク、環境リスク等の様々な観点からとらえ、それらのリスクの評価と管理、またリスク評価にもとづいた土壌汚染の管理について、考えます。
日時 | : | 2008年5月15日(木) 13:30〜17:30 研究会(17:45〜 懇親会) |
場所 | : | ビオトープ・プラザ(おおさかATCグリーンエコプラザ内) |
参加費 | : | 無料 交流会:2000円 ※但し、おおさかATCグリーンエコプラザご出展者、水・土壌汚染対策研究部会会員は無料 |
プログラム
第一部 基調講演 |
13:30-13:40 来賓挨拶
増田 喬史 氏 財団法人地球環境センター 専務理事須田 泰一朗 氏 地球環境関西フォーラム 事務総長土壌第三者評価委員会 委員長
菅原 正孝 (大阪産業大学 人間環境学部 教授)株式会社竹中工務店 エンジニアリング本部
奥田 清明 氏 土壌環境本部 副本部長増田 健郎 氏 みずほパートナーズ法律事務所 弁護士土壌第三者評価委員会 副委員長
川地 武 (滋賀県立大学 環境科学部 教授)特定非営利活動法人イー・ビーイング
土壌第三者評価委員会 事務局長 八木 綾子
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休憩(10分間) |
第二部 シンポジウム |
16:00-17:20 シンポジウム「健康リスク評価にもとづく土壌汚染の管理」
パネリスト
株式会社竹中工務店 エンジニアリング本部
奥田 清明 氏 土壌環境本部 副本部長増田 健郎 氏 みずほパートナーズ法律事務所 弁護士姜 永根 氏 水・土壌汚染対策研究部会土壌第三者評価委員会 評価員
市川 隆文 (市川環境計画事務所 代表)ファシリテーター
土壌第三者評価委員会 副委員長
川地 武 (滋賀県立大学 環境科学部 教授)水・土壌汚染対策研究部会
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第三部 交流会(名刺交換会・意見交換会) |
17:45-19:00 土地の安全・安心、リスク評価等、先生方と一緒に語り合いませんか。 |