評価事例5 人為汚染と自然由来の境界を評価
■
最終評価結果
Land-Eco判定 | : | Yellow (自然由来の汚染が存在する) |
調査・対策の質 | : | 適切に行われている |
表層の砒素については、使用履歴があり、汚染の可能性が高い地点で基準値を超過しているため、人為汚染と評価しました。
深度1〜9mに分布する粘土層は、透水係数が小さく厚いことや、深度方向で濃度の連続的低下がないことから、表層から砒素が浸透したとは考えにくく、また周辺地域での既存調査から自然由来の砒素が存在することが明らかとなっていたため、自然由来と評価しました。
深度1〜9mに分布する粘土層は、透水係数が小さく厚いことや、深度方向で濃度の連続的低下がないことから、表層から砒素が浸透したとは考えにくく、また周辺地域での既存調査から自然由来の砒素が存在することが明らかとなっていたため、自然由来と評価しました。
難透水層以深の汚染は自然由来であると評価されたことで、過度な調査や対策を避け、コストも削減できました。
■
調査・対策の概要
対象地 | : | 農場試験場、農業短期大学 |
汚染物質 | : | 砒素(土壌) |